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例えば、週3日、午前9時から午後2時までといった30~40代パート薬剤師。週5日、午前9時~午後6時勤務、毎日1~2時間の残業ありの常勤薬剤師。

このようにパートと常勤が同じ調剤薬局に勤務していることは多いものです。

立場が違えば、不満や悩みもそれぞれ違います。

パート薬剤師は日常業務を遂行に重要な存在

アラフォー世代の子育て中のママ薬剤師は常勤として働くのは少々、無理があるため、パ―ト薬剤師として働く人が多いです。

パート薬剤師は患者さんが集中する時間に集中的に勤務することが多く、勤務時間は調剤が忙しくて他の薬剤師とのコミュニケーションがとり難いというデメリットがあります。

また、時間が限られているため、会議、研修会に出席しにくいという悩みもあります。

パート薬剤師は常勤薬剤師の負担軽減、業務を迅速、かつ丁寧、丁重を実現させるために無くてはならない存在です。

パート薬剤師に活躍してもらうためには、パート薬剤師が抱える不満、悩みを解消していくことが重要です。

常勤薬剤師には言い難い

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常勤薬剤師に比べてパート薬剤師は、勤務時間が少なく、やるべき仕事をこなすのが精一杯で、他の薬剤師に話しかける時間さえも惜しいというのが現実です。

そんなパート薬剤師の声をひろってみました。

常勤薬剤師にパートというひけ目からか遠慮してしまう

  • 患者さんのことで管理薬剤師に相談しても、迷惑そうされてしまいます。
  • 薬剤師としてのブランクが長がったため、他の薬剤師に教えてもらおうとするのですが、「適当にやっていればいいよ」みたいに言われ、こっちの質問を遮られてしまいます。
  • パートの立場でスキルを磨く時間や余裕がなく、自分のスキルの無さを他の薬剤師に露呈するわけにはいかないという見栄があります。そのため、仕事のコツなどを教えて欲しと言えず、自分が益々、はずれの薬剤師に成ってしまいそうな気がします。

常勤薬剤師の仕事のレベルが低い

  • パート薬剤師ではあるが、常勤薬剤師が一年未満で変わるため、この薬局では自分が一番、勤務歴が長いのです。そのため、パートの立場で店内の規則等を教える役割をしていいのだろうかと考えます。出過ぎたことはしないほうがいいかと思う反面、処方監査の責任感が乏しい人には厳しく言いたいのですが……。
  • 常勤薬剤師の一人の知識のレベルが低く、服薬指導もいい加減。パートの自分が指導してもいいのか、迷います。

常勤薬剤師から相手にされない

  • MRが置いていった新薬等のパンフレットも常勤薬剤師が見たら、そのまま廃棄され、パート薬剤師がいることを知っているのか、知らないのか……。
  • より働きやすくなる方法を知っていても、言いだしにくいことがあります。そもそも、パート薬剤師の自分に意見を求められたことなどありません。

常勤薬剤師の言い分

あるアンケート調査によれば、常勤薬剤師はパート薬剤師に対して不満はあるかという質問に、約半数は不満ありと答えています。

そして、不満の内容は「調剤、服薬指導等のスキルが低い、もしくは知識が古いと事例が多いようです。

パート薬剤師への不満

  • パートであることを言い訳にして知識やスキルを高める努力を怠っています。
  • 資格を持っているだけで簡単に仕事が見つかるという現状に甘えてしまうのでしょうが、社会人として通用しない働き方をしている人がパート薬剤師の中にも見受けられます。しかし、そういう薬剤師は即座に淘汰される時代がくることを望んでいます。でなければ、日々、きちんと勉強して頑張っている薬剤師がうかばれません。

パート薬剤師に対する感謝の声

パート薬剤師に対して批判の声がある一方で、優秀なパート薬剤師の存在に感謝する常勤薬剤師の声もあります。

  • 「パートだから」と言われないようにと、仕事に一生懸命取り組んでいるのがよくわかります。
  • 病院での勤務経験があり、病院薬剤部の内部事情を教えてもらえるなど、情報源として貴重な人材です。
  • コミュニケーション能力に優れ、薬の知識も豊富で常勤の自分も教わることが多いです。また、家事と仕事を両立していて尊敬に値します。
  • パート薬剤師のほうがしっかりしており、助かっています。
  • 能力のあるパート薬剤師は、「パートだから」と一歩引いて考えずに、気が付いたことがあればどんどん、教えてもらいたいです。