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2014年の4月から処方箋の中に一般名で書かれた薬剤において、後発医薬品を使わなかった場合、その理由を調剤報酬明細書の摘要欄に記載することになりました。

この理由記載について薬剤師はどのように考えているのでしょうか?

薬業界のある企業が調査しました。

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理由記載に賛成する薬剤師の意見

  • 勿論、患者さんの希望を聞いて後発医薬品にするのですが、理由を書かずにすむようにと患者さんに後発医薬品の説明を一生懸命にするようになった。
  • 今まで後発医薬品の使用を拒否していた患者さんに、「これからは拒否した理由を書かなくてはいけなくなった」というと、「そういうことなら後発医薬品でいい」という患者さんが増えた。勿論、後発医薬品の説明は、患者さんが納得できるようにしている。
  • 当初は慣れないことで面倒だったが、やってみると、先発医薬品に変えたい患者さんの考えがわかり、次の仕事へのつながりになる。

理由記載に反対する薬剤師の意見

  • 薬局のPCへの入力に手間がかかり、面倒くさい。
  • 真面目にきちんとやっている薬局にとって、これ以上仕事が増えるのは非常に負担。
  • 薬局がレセプト(調剤報酬明細書)に理由を記入したものを審査する方は、すべてのレセプトのチェックをして、それに見合った対応を全てに対して実施できているのか?。実際にどのように対応しているのか、こちら側にも教えてほしい。
  • 国が後発医薬品の使用を促進しているのはよくわかるが、後発医薬品を使わなかった理由をレセプトに書く必要があるのかと思う。そういう理由は薬歴に書くことで十分なのでは?
  • 後発医薬品は確かに医療費の削減につながるかもしれない。でも、薬局側とすれば、さらに在庫が増え、使い切らないうちに有効期限が来てしまい、廃棄となることも多い。そういうことを考えると、気持ち的には釈然としない思いを抱えながら、理由記載を書くことがある。また、その理由は大体、患者さんの考えで書かない場合が多い。

後発医薬品を拒否する患者さんへの説得の仕方

  • 患者さんに「こちらの薬局も他の薬局と同じように大体の患者さんが、後発医薬品を選択されておられます。患者さんが漠然と持っている後発医薬品への不安を他の人も使い、副作用も出ずに服用できていることを強調する。
  • 「病院の採用品です」と患者さんに話す。入院していた患者さんであれば、「入院の時の薬と同じです」と言い、また、元々、後発医薬品の使用を拒否している患者さんでも「先生がお勧めのお薬です」と言うことで、患者さんに安心感を抱いてもらう。