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薬剤師の皆さん、PMDAメディナビって知っていました?

PMDAは、Phrmaceuticals and Medical Device Agencyの略です。つまり、PMDAメディナビとは、医薬品医療機器情報配信サービスのことです。

国民の健康、安全の向上に寄与している機関

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独立行政法人医薬品医療機器総合機構は2004年に設立され、厚生労働省と連携し、医薬品や医療機器などの審査、安全対策、健康被害救済の3つの業務を行っています。

この3つ中の安全対策業務に注目してみます。

医薬品や医療機器の安全性情報を調査、分析を行います。医薬品などを調査,分析して添付文書の改定を行い、安全対策の立案や情報提供した内容を医薬品医療機器情報提供ホームページに提載しています。

PMDAメディナビのサービスとは?

このPMDAホームページに重要な情報を提載した時に、電子メールで通知するサービスのことで、医療従事者に限らず、誰でも無料で登録し利用が可能です

2014年10月時点で約10万5千人の人が登録し、利用しています。

配信内容は緊急安全性情報(イエローレター)、安全性速報(ブルーレター)、使用上注意の改訂指示の通知、回収や承認情報、また、医薬品評価中のリスク情報などがあります。

PMDAを利用している薬剤師の声

公的機関から発信されたサービスということもあって、PMDAメディナビは薬剤師からも高い信頼を得ています。

登録してまだ1か月の初心者薬剤師と登録して2年というベテラン薬剤師の声を聞いて見ました。

登録してまだ1か月の初心者である薬局薬剤師の声

登録は、誰でもできる非常に簡単で短時間ででき、先述したように無料です。

登録後、数日すると、メールが2,3通届きます。メール文自体は簡潔でわかり易いのですが、詳細はリンクで飛ぶようになっています。

配信されてくるメールの数も当初、考えていたよりも多いです。

配信されてくるサービスの内容中で興味深く、また、役に立ったのは後発医薬品情報

現在、薬局で扱っている医薬品の大半が後発医薬品であるため、これからの調剤業務に役立つ情報を入手できると期待しています。

今回、PMDAメディナビに登録したおかげで、医薬品リスク管理計画(RMP;Risk Management Plan)が一般公表されていることを初めて知りました。

このような取組みが行われていることを薬剤師、他の医療従事者は知っておくべきだと思います。

PMDAメディナビの公的機関からの配信情報は確かで信頼性が高いので、医師や患者さんから問い合わせがあった時の説明に利用できます。

これからも信頼性があり、有用な情報を配信してくれるPMDAメディナビをもっと利用して、医師や患者さんに情報提供していきたいと考えています。

登録してから2年間、PMDAを業務に利用している薬局薬剤師の声

PMDAメディナビを利用する前は、自分で入手したのもあるが、大部分は製薬会社のMRからの情報に頼りがちでした。

しかし、PMDAメディナビに登録してからは、MRが持ってくる情報よりも早く知る事も多く、こちらもきちんと理解しながら、MRと有意義な意見交換ができるようになりました。

PMDAメディナビの配信メールを確認するのは業務開始前、終了後で、通勤中にスマホで読むことも多いです。

よく利用している情報は、緊急性安全情報、安全速報、添付文書の使用上注意改訂指示通知、副作用が疑われる症例報告ラインリスト検索ページが主です。

メールが配信されたら、内容を確認して朝礼の時、スタッフに伝えるようにしています。情報源が製薬会社等とは、無関係の別組織であるということも揺るぎない安心感をもって利用できます。

患者さんに対してはわかり易く、平易な言葉で服薬指導を行うのに、情報提供ページの「患者向け医薬品ガイド」は、非常に役に立ちます。

また、PMDAメディナビは、関係者、患者さんへの情報発信だけでなく、新人薬剤師の教育にも利用することができます。

  • 「ジェネリック医薬品品質情報検討会」
  • 「副作用が疑われる症例報告に関する情報」
  • 「患者向けの医薬品ガイド」

等を利用して勉強させています。

実務実習生には、実務実習モデル・コアカリキュラムの中に医薬品情報を収集して情報提供するという項目があるので、PMDAメディナビから配信されるメールや情報提供ホームページから得られる情報を収集する習慣がつけられるように指導しています。

まとめ

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どこからも癒着のない公正な情報を発信するPMDAメディナビは、最も信頼できる情報源です。

薬剤師の業務の傍らにいつもPMDAメディナビを携えておき、一歩、二歩前進した薬剤師を目指していきましょう。