aki-1

薬局にアロマオイルやハーブティーなど、色んな癒しグッズを揃えた薬局を御紹介します。

A薬局の店内には静かなBGMが流れ、さわやかなアロマの香りが漂っていました。

アロマなどの癒しグッズを薬局内に置いた理由

yakkyoku-iyashi-1

内科、整形外科、小児科の病院の門前A薬局。開局し始めの頃は、典型的は調剤薬局でした。

「どこの調剤薬局も店内は同じように冷たい感じがするねえ」という患者さんの言葉に薬剤師でもある社長はショックを受けました。

そこで何か温かみがあってリラックスできるようなサービスを提供しなければと思いついたのが、アロマやハーブティー等の癒しグッズでした。店内は45坪あり、色んな試みは可能でした。

フローリング床に白壁の店内

アロマオイル、ハーブティー、リラクセーションCD、陶器などが陳列してあります。

BGMには癒し系の音楽を流し、アロマオイルを使って毎日、店内の香りを変えています。

アロマテラピーは薬剤師が関与すべき

A薬局の社長は「欧米においてアロマテラピーは、現代医学に対して代替医療の1つ」として確率されていることを考えた場合、薬剤師が関わっても当然で、全くおかしくない」と言います。

アロマオイルもハーブテイーも、天然のものだからといってうかつに扱えば、事故につながる恐れもあります。

癒しグッズ取扱いにおいてのデメリット

アロマオイルやハーブティーは、人それぞれ好みが違うために多品種を置かなくてはいけません。

しかし、アロマオイルは使用期限があり、ハーブは保存が長ければ、変色してしまいます。つまり、在庫管理が難しいのです。

とはいえ、古い物を患者さんに売るわけにはいかないので、スタッフに古くなりかけた商品を持ち帰らせるようにして、店内の商品は常に新しい、生き生きとしたものをおくように心掛けています。

迷っている患者さんには薬剤師がアドバイス

A薬局にはアロマオイル、ハーブテイーがそれぞれ20種類揃えてあります。薬を受け取るまでの待ち時間や薬を受け取った後など、患者さんはよく癒しグッズコーナーの方に行き、物色されています。

どの商品にしようかと迷っている患者さんには手の空いた薬剤師がアドバイスします。

「アロマオイルに関心がおありですか?」

「ええ、最近はあまり眠れないもので」

「それなら、ローズやラベンダーの香りがお勧めですね。眠れない時だけでなく、何か心配事でもある時にこの香りを嗅ぐと、とても気持ちが落ち着きますよ」

処方箋を持ってこられた患者さんが癒しグッズを購入が多いのですが、評判を聞いて処方箋を持たないお客さんも来られて、癒しグッズを買われることも多くなったとか。

癒しグッズをおくことの経済効果は?

A薬局が受けている処方箋は、隣接の病院から発行されたものが8割以上です。

しかし、この病院からの処方せんは、長期処方が増加したことで減少しつつあります。ところが、処方箋枚数はそれほど減っておらず、減った三か月後は少しずつ、右肩上がりになっています。

それは癒しグッズを購入しに来たお客さんがこの薬局を気に入り、処方箋を持ってくるようになったと考えられます。

また、働く薬剤師も調剤ばかりに追われているとイライラしがちだけど、癒し仁接することで落ちついて仕事ができるようになったと言います。