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ある業界紙が地域の薬局で働く薬剤師について色んな立場の人にアンケート調査をしました。

その最後に自由回答欄に記載してもらいましたが、その一部を御紹介しましょう。

薬局薬剤師について皆で言いたい放題

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医薬分業(開業小児科医;20代男性)

ほとんどの院外処方箋が門前薬局に。かかりつけの薬局を持つ患者はあまりいない。

総合病院では短期の通院で終ることが多く、長期の服薬管理指導にはならない。かかりつけ薬局の存在価値が無くなっている。

医薬分業(40代男性患者…かかりつけ薬局なし)

効率や安全ということでの医薬分業というのは理解できる。

しかし、「かかりつけ薬局」が理想でも現実感が無く、薬局は特定の病院に隣接しており、医師の言うがままに調剤するだけのように見える。

このような状況だと、薬についての疑問は薬剤師より、医師に聞く方が良い。これでは医師と薬剤師とのコミュニケーションがうまくいくのか不安。

患者への対応(開業内科、小児科医;50代女性)

「プライベートなことまで聞かれて嫌」という声が患者から苦情として私共のところにくる。

患者さんの考えや生活状況まで薬局薬剤師が把握するのは難しいのではないか。

患者への対応(開業内科医 60代男性)

薬の効能効果、副作用等を薬剤情報ソフトによって患者に教示してほしくない情報まで、どの患者も同じように提示されると、こちらの治療の方針にそぐわないことがある。

患者一人一人に応じた薬剤情報を出すべきである。

患者への対応(60代男性患者 かかりつけ薬局あり)

薬剤師はもっと心理学、カウンセラー関係の研修もすべき。薬を患者に渡しさえすれば、事が足りていると考える薬剤師が多いのでは。

また、常に最新の知識に貪欲であってほしいし、和漢洋に通じてほしい。

そして何よりも、患者の心に寄り添ってほしい。

医薬連携(勤務小児科医 30代女性)

医師の処方に関する疑問は、処方医に確認すべきで患者に直接疑問をぶつけないでほしい。

医薬連携(開業小児科医 49代男性)

同じ診断、年齢、性別でも体格体力等により処方内容が異なってくると考えている。

薬剤師の先生が単に「風邪はこの薬」と、決まりきった知識しか持ち合わせていないのであれば、パートナーとして不満が残る。

患者の評価を幅広い知識でできるようになってほしい。

薬剤師の資質・知識・生涯研鑽(勤務内科医 40代男性)

薬剤師は患者の病態を把握する知識が欠けていることがある。

そのために断片的に、または無意味な副作用情報を患者側に流し、不必要に患者の不安をあおっている場合がある。

薬剤師の資質・知識・生涯研鑽(30代女性患者 かかりつけ薬局あり)

医師もそうだが、資格を取った後も定期的に更新試験を受け、常に正しい知識と判断力を持っているかをチェックできる制度が必要。

薬剤師の資質・知識・生涯研鑽(40代男性患者 かかりつけ薬局あり)

全部の薬剤師がそうだとは言わないが、最新の知識・情報を勉強しているとは思えず、昔の古い知識で仕事をしている人が多いと感じる。

薬局・薬剤師間の差(勤務小児科医 30代女性)

医師にもいえることなので批判ではないが、薬剤師個人による能力の差が大きい。

薬局・薬剤師間の差(勤務内科医 50代男性)

薬剤師の力の差が大きく(医師もそうだが)、特に臨床実地研修が十分でない場合、机上の理論に頼りがち。

MRや企業の情報ばかりでなく、専門医からの情報量を増やす必要がある。

薬局・薬剤師間の差(40代女性患者 かかりつけ薬局なし)

薬剤師も人によっては、とても勉強をされている人もいるし、常識的にこっちもわかるようなことぐらいしか説明できない薬剤師もいる。

将来の希望としては、どこの薬局に行っても、しっかり勉強された薬剤師がいることを期待している。

薬剤師への提案・期待(勤務内科医 50代男性)

薬学部も6年制となり、近い将来、アメリカ並みに地位が向上すると思われる。

自己研鑽を積み重ね、医師と相互に尊敬しあえるカウンターパートナーとなることを望んでいる。